みなさんこんにちわ。服大好きえたりゅうです。
今日もコンバースオールスターのお話しです。
今回お話しするのは、コンバースジャパンのヴィンテージライクなオールスター『U.S.ORIGINATOR』の紹介です。
日本では入手困難なモデルCT70と比べられ、やたらとこき下ろされてるような印象。
そんな日本企画のオールスターを写真見ながらどんな靴なのか、簡単に紹介していきます。
ちなみに僕はこのスペックのオールスター結構好きです。
その理由も話しながら見ていきましょ!
早速全体の写真。オールスターの全体写真見るのはこれで3回目。毎回思うのは『見た目全部一緒』。
ラバーがちょっと黄ばんでるように見えるのは灯りのせいもちょっとはあるかもしれませんが、これは元々が黄ばんでるように作られてます。
トゥキャップ部分のアップです。シューレースや下地の布と比べると真っ白なラバーではないのがわかります。
これは『U.S.ORIGINATOR』の特徴の一つで、経年変化で色のついたラバーを表現してるらしいです。デッドストックを手にした時にちょっと黄ばんだようなラバーみたい!な感じでしょうか。
色味だけじゃなく艶感もあります。この艶感がいい味だしてると思うんです。
くるぶしが擦れて生地が痛むのを防ぐためにつけられたアンクルパッチ。
70年代のパッチには上の方にちょっとだけはみ出したとこがあるらしいです。見たことないからわからんちん!
このアンクルパッチのノッチと呼ばれるところも細かく再現。ほんとよく見ないとわからないようなこだわりです。ファンの人にはたまらないディティールらしい。
確かに普通のアンクルパッチよりかは特別感を感じます。U.S.ORIGINATORが好きになった理由です。
シューレースはコットン100%。
化繊レースにはない経年変化を楽しめるので古着が好きな自分にはこのポイントはすごいありがたいです。現行のオールスターは耐久性などの面から、綿100%のシューレースではないです。
たかが紐されど紐。こーいったパーツに経年変化大好き心を燻る『綿100%』が使われてると、シューレースだけでもすんごい魅力を感じます。
そんなふうに感じてるこのシューレースもこのU.S.ORIGINATORが好きな理由です。
なんならこの紐だから買っちまったまである。
ヒールパッチにはちっさくU.S.ORIGINATORと書いてあります。
細かいところなのですが、ヒールテープは本体のキャンバス生地とは違うものが使われてます。オリジナルのオールスターもある年代からヒールテープと本体で同じ生地が使われるようになりました。現行のオールスターもヒールテープと本体は同じ生地です。
これも70年代リスペクトなのでしょうか?詳しい年代等は分からないのですが、『ヒールテープと本体で違う素材』だった頃のオールスターのディティール再現の一つらしいです。
インソールにもU.S.ORIGINATORの文字が書いてあります。
履き心地は日本規格オールスターの中ではトップクラスにいいと思います。スタンダードなオールスターを履いた後にU.S.ORIGINATORを履くと全然違います。
とは言っても、もんのすごいフッカフカなわけではないので過度な期待はしないほうがいいくらいのもんです。
でもこの履き心地は結構クセになります。
全部がふかふかとゆーより負荷のかかるところが申し訳程度に沈み込む、って感じ。
とまぁこんな感じです。
70年代のチャックテイラーを復刻したCT70と比べられ酷評されたり、日本企画のオールスターは偽物だ!くらいにまでこき下ろされたりと、側から見たら結構散々な印象。
ですがコンバースジャパンはちゃんと靴を作ってます。このU.S.ORIGINATORの細かいこだわり一つ一つが絶妙な魅力を放ってると思います。
それにめっちゃ安いし。ここまでこだわって作って1万円切ってさらにもちょっと安い。
でもパーツはしっかりしてるから経年変化も楽しめる。と思うんです。まだまだ履き込んでないので、いつかクッタクタにかっこよくなったらまた紹介したいと思います。
簡単ではありましたが今日はこんなところで。とはいえいつかはCT70も欲しいと思ってるけどね!そいじゃまた!
ちなみにハイカットは脱ぎ履きがしずらいので、気合い入れてない時はこのくらいガボガボに弛ませて脱ぎ履きしやすくしてます。参考にまでどーぞ。