みなさんこんにちわ、えたりゅーです。
今日は前回に引き続き、『90年代USA製converseオールスターのソール修理計画』の実践編となっております。
必要な道具や使い道などの細かいところは前回の記事『90年代USA製converseオールスターのソール修理計画準備編』を見てって下さい。
と言ってもその記事見に行くの面倒いのでこの記事で完結出来るように必要な物をこっちにも書いておきます。
・ビブラムソール(なるべく薄いやつ)
・ボンド(靴修理用とかのやつ)
・無水エタノールとブラシ(掃除用)
・写ってないけど紙ヤスリ
・ボロい90'sUSA製オールスター
道具やパーツの使い方等の細かいところに関してはさっきも書いた『90年代USA製converseオールスターのソール修理計画準備編』をご覧ください。
以上を準備して早速修理開始の実践編開始です。
まず手順を先に並べて、その後に各項目ずつに説明していきます。
修理の手順
ぱぱっと説明します。細かい注意点などはそれぞれの項目にて書いていきます。
- 汚れをとる
- 型をとって切る
- ヤスリをかける
- ボンドを塗る
- 乾く手前くらいまで置いて圧着する
この5順です。
それじゃー最初から細かく書いていきます。
汚れをとる
まず最初にソールを綺麗にします。
大まかな汚れをブラッシングで落として、その後に無水エタノールで磨く。
ブラッシングは隙間の汚れを重点的にとるような感じ。こびりついて取れないものはソールが傷まない程度に穿ったり、必要な場合は洗剤で洗ったりしても良いと思います。その場合はちゃんと乾かしてから次の工程に行きましょう!
アルコールで拭いた物との比較。こーやってみると綺麗になってるね。
あんまり神経質になってもアレなので、ほどほどに綺麗になったらよしとします。
もちろん完璧に綺麗にした方が良いけど、数年分の汚れを数分で落とすのは無理なのである程度は諦めましょう。
ポイントはフチを割としっかり目にやる。です。剥がれやすいフチを特にがんばりましょう。
型を取って切る
お次は貼り付けるソールを切ります。
左右完全対称にしましょう!なんて拘ったら地獄を見るのである程度センター出し出来たらよしとしましょう。何事もなんとなくでいいのです。
型を書く時に使ったのは黒い紙にも書ける白ボールペンを使いました。
たまたま持ってたのが功を奏しました。
あとは型を書いたソールを切るだけです。
ここでちょっとポイントを簡単に言っておきます。
踵とつま先は面取りをするようにしよう!です。これに関しては次回の記事で細かく説明しようと思います。とにかく面取り大事です。
ヤスリをかける
3つ目の工程はヤスリ掛けです。ボンドの付きをよくする為の工程です。
結構しっかり目にかけました。やりすぎるとコンバースがゴリゴリに削れてしまうので、ある程度でいいです。本体もビブラムソール側もどっちもしっかりヤスリましょう。
削りかすがウザいので外でやるか何か敷いてやった方がいいです。ちなみに僕は白い生地を敷いてしました。
削りかすはちゃんと取り除いておこうね!
左:ヤスリ前 右:ヤスリ後
ボンドを塗る
今回修理する中での佳境です。べったりしっかり塗りたくりましょう!
ここに関しては言うことは1つです。べったりしっかり塗りたくりましょう!
ケチって付かないより思い切って引っ付きすぎるくらいがいいです。
オールスター本体側の塗り具合は写真の通りです。
斜線の溝のところ以外の窪みにはボンド塗ってません。菱形の溝とかサイズ表記のところとかです。その辺塗らなくても別に接着面にならないのでボンドの無駄です。
この辺はしっかりケチりました。
圧着する
最後の工程です。ちゃんと縁を合わせて引っ付けましょう。
ボンドがある程度乾いたくらいで付けるといいらしいです。ボンドを塗ってから時間にして5分くらい乾かせてから貼り付けたと思います。ここはボンドの説明書に書いてあると思うのでそれを参考にしましょう。多分乾く前に貼り合わせてもひっつかないんだと思います。
ちなみに貼り付けたあとはしっかり圧着できるかと思って履きました。歩いたり屈んだり無理なことはせずに履きました。体重かけて寄り圧を掛けるために!
これで完成です。ドクロがいい感じにダサいけど逆に愛おしいです。
色々ポイントはあるけど、1つの記事にまとめる能力がまだないです。まずはソール貼付け修理のおおまかな流れだけ書かせてもらいました。
次回の記事でそれぞれの工程の細かいポイントや、修理後の具合などをお伝えしようと思います。
ひとまずは修理の工程を簡単にお伝えできたのかなと思ったところでこの記事を終わろうかな。
また次回の記事でお会いしましょう!